簿記取得ガイドTOP > 簿記の基本 > 簿記上の現金について見てみましょう!

簿記上の現金について見てみましょう!について

 

日常生活で利用する現金ですが、あなたが普段使っている紙幣や硬貨を指します。

 

しかし、簿記上の現金として扱われるものに関しては、この紙幣や硬貨だけではないんですよ。

 

知ってましたか!?
簿記上の現金として扱われるものに、他人振出小切手(他の人が振り出した小切手)があります。

 

あと郵便小切手、送金小切手、郵便為替証書などがあります。

 

更には期限の到来した公社債利札、配当金受領証などもあります。

 

これらは直ぐに換金して通貨として利用できます。

 

ですから、通貨代用証券と呼ばれています。

 

商品を現金で15,000円で売り上げた場合の仕分は、以下の通りです。

 

■「借方」=現金 15,000、 「貸方」=売上 15,000となります。

 

商品を15,000円で売って、他人振出小切手で代金を受け取った場合の仕分は、以下の通りです。

 

■「借方」=現金 15,000、 「貸方」=売上 15,000と、同じ仕訳になります。

 

所有する社債の利札2千円の利払い日がきた場合ですと、以下の通りです。

 

●「借方」=現金 2,000、 「貸方」=有価証券利息 2,000となります。

 

債券の利札の勘定科目として、有価証券利息になります。

 

※ 利札とは、公社債を購入した際、受け取る利息のことを言います。

 

現在のように証券が電子化されて現物がなくなる前では、証券に利子支払保証券がついていたので、それを利札と呼んでいました。

 

支払い期日が到来し利札を金融機関に持ち込むと、利札に記載された金額を現金化する事が出来ました。

 

所有する株式の5千円の配当金受領書が送られてきた場合ですと、以下のようになります。

 

▲「借方」=現金 5,000 、「貸方」=受取配当金 5,000となります。

 

このように受取配当金・有価証券利息という収益が増加することになります。

 

※ (注意): 尚、郵便切手、収入印紙は簿記上の現金ではありません。

 

※ 収入印紙は、租税公課です。

 

※ 郵便切手は通信費です。

 

簿記の基本記事一覧

資産・負債・純資産(資本)についての説明

簿記に関しては、簿記独特の用語が多く出ていますが、聞きなれない言葉が多いと言う人もいます。ですから、簿記を勉強する時、その言葉に惑わされるかもしれませんね。基本的な...

勘定科目についての説明

簿記上の取引ですが、あなたが日常使っている取引とは意味が異なりますよ。基本的に簿記上の取引は、資産の増減があるものを指します。簿記では、この取引を資産・負債・純資産...

仕訳とは何にかご存知ですか!Q?

簿記の基本は仕訳になります。ご存知ですか!?簿記において仕訳とは、何でしょう!?取引ひとつ発生するたびに、その内容に応じ仕訳帳に勘定科目と金額を左右(貸方と借方)に...

簿記上の現金について見てみましょう!

日常生活で利用する現金ですが、あなたが普段使っている紙幣や硬貨を指します。しかし、簿記上の現金として扱われるものに関しては、この紙幣や硬貨だけではないんですよ。知っ...

現金過不足について説明!

簿記では、元帳などの帳簿に記帳している場合、実際の手元の現金と一致しなくなる事も出てきます。(汗)この場合、それを修正する為に仕訳をしなければなりません。対象方...

当座預金とは何でしょう!?

簿記によく出てくる用語で、当座預金がありますが、知ってますか!?『当座預金』決済専用の預金のことを言います。定期預金や普通預金などと同じようにいつでも預入れ・引...

手形取引について(1)

商品の代金支払いや、受取には預金や現金、掛取引の他に手形取引も行われています。手形についてですが、支払場所・支払期日・期日が決まっている証券になります。手形には、為...

手形取引について(2)

手形には、為替手形と約束手形の2種類の手形があります。それに対して簿記では、為替手形・約束手形という勘定科目はありません。※ 簿記では、手形を受取った時、受取手形に...

手形取引について(3)

受取手形は、支払期日に支払われるものなのですが、期日前に資金を必要とする場合は、銀行で現金化する事もできますよ。知ってますか!?受取手形を裏書譲渡し、取引銀行より融資を...

商品券と他店商品券について

今回は、商品券と他店商品券の勘定科目について説明しますね。参考にしてみてください。商品券を使い商品を購入した経験のある方は多いと思います。百貨店などで商品券...

減価償却について(1)

土地を除く備品や建物、車両運搬具などの有形固定資産は、長期間使用する事と、または経年の劣化によって、その価値が減少すると考えられます。新築マンションを購入し、中古マンション...

減価償却についての説明(2)

減価償却の仕訳方法には、間接法と直接法の二つがあります。それぞれの仕訳を見てみましょう。(以下参照)『直接法』※ 減価償却費を借方へ記入してください。 ...

有形固定資産の売却について

日商簿記3級の試験の出題範囲についてですが、有形固定資産を売却した場合の仕訳について説明しますね。参考にしてみてください。簿記では、減価償却の仕訳方法と同じように記...